地球独楽・弐についての質問が多くなってきた。
「クルマの前後に貼り付けるだけで、
振動モードをSクラスに似たモードにチューニングする。
結果、乗り心地と性能が向上する。」
だなんて殆どの人は信じないだろう。
眉唾話だと捨て去られているのがオチである。
「Ge3は意外に理屈っぽいんだぞ!」
と方々で叫んではいるのだがまだまだ信用が無いのが現実だ。
で、
地球独楽に似た原理を応用したモノは無いものかと探していたら、
マサさんからマスダンパーの話を聞いた。
数年前、F1でチト話題になり、禁止になったアレである。
禁止にはなったが、実際には形を変えてどの車種にも組み込まれているらしい。
つまりマスダンパーはレースに効くのである。
重しとバネの組み合わせを最適な場所に取り付けて、
ボディーの不要な振動を減らそうと言うモノであるが、
公開版の地球独楽の目的が、
正にマスダンパーそのものである。
他には、最新の高層ビルにはマスダンパーが必須となっている。
いわゆる耐震、免震のためのアレである。
高層ビル用なので、当然巨大なモノである。
写真は台北101ビルに設置されているマスダンパーである。
660トンの球体で直接92階から吊るしているそうである。
公開版地球独楽の原理は質量を利用したマスダンパーそのものであるが、
地球独楽・弐は質量を利用してはいない。
あまりにゲゲゲな為に理解しにくいが、
実は”大黒アゲハ”の延長線上にある。
地球独楽・弐の原理で高層ビル用のモノを作ったら売れるかな?(爆)