ポルシェさん、またまたごめんなさい！

そしていよいよ、特設コースへ！！
何が待っているんだろーー (*´ο`*)=3

特設コース入口の急な坂を登ると･･･

うわ、パイロンが配置してある！･･･ということは、

えーー！ええのか！？
ホンマに、アタシがヤっちゃって、ええのか！？

と言うことで、まずはなんと、急制動。

１．スタートの位置（写真の赤い）のパイロンから思いっ切りアクセルべた踏み
２．次のパイロン（5〜60mくらい？）でアクセルから足を離す
３．３つめのパイロンでブレーキを思いっきり踏み込む

１．スタート位置　　２．アクセルオフ　３．ブレーキ　　停止位置
◉ 　　　　　　　　　　◎ 　　　　　　　　● 　　　　　　　◉

◉ 　　　　　　　　　　◎ 　　　　　　　　● 　　　　　　　◉

2から3はアクセルから足を離したらスグにブレーキって感じです。

んなモノ、1回目は全く踏み込めません･･･
だって、14,000,000円超えのクルマだし。(￣ー￣；

でも、ここでビビって帰っては、自分が許せない。
時間が許す限り、試させて貰った♪(￣皿￣) b
と言っても数回ほどだったけどﾈ。

それでも最後の2回ほど、なんとか形になってポルシェのブレーキ性能を堪能できた。
（ハンドルを握っているだけで精一杯で速度計はみてなかったけど、、）

１から２のパイロンまで、時間にすると4秒はあったかな？
アクセルを目一杯踏めてなかったにしても、0ー100km/h加速が5.5秒だから
そこそこ速度は出ていたと思うんだけどーr(^･^;

実はスタートのアクセルべた踏みで、リアタイアが滑るんじゃないかと、
それが怖くて始めは中々踏み込めなかった。

でもそこがポルシェさん。
「ズルっ」の「ズ」も無く、パワフルに発進。
リアタイアもしっかりグリップしてゴイゴイ加速していく。

そして2のパイロンでアクセルから足を離してスグにブレーキ！
ノーズダイブもなく、ズリッとも言わず、果てしなくフラットに停止。
さらにアタシは停止位置の数メートル手前で止まってしまっていた。
車両重量2,130kgなんだけど･･･

CSのTV番組で歴代の911の急制動テストをしていたんだけど
100km/hからのブレーキングなら、ブレーキを踏んでから大抵25m程で
全車停止していたのを思い出した。
それをリアルに体感できたような気がしてコーフンしてしまった。

ただ、この急制動ブレーキの時も不安があった。

エレクトリック走行時にブレーキを踏むと、効き過ぎるというか、
ブレーキペダルを踏み始めたかと思うと、すぐにキュっとブレーキが効く。
ボクスターのように自分の足の感覚で、踏みしろを調整するブレーキングとは全く違う。
だから急制動の時にも、踏み始めにガクンと前につんのめるんじゃないかって不安だった。

その不安も杞憂に終わったわけだけど（そりゃそうだ！）、
試乗後にその疑問を清水さんに尋ねて、回答を以下にまとめてみた。

———
ブレーキは思いっきり踏むと短時間でしょ。
短時間だと回生してもバッテリーに充電するのは間に合わない。
その時にコンピューターが計算しながら、回生が間に合わないので
摩擦ブレーキの方にブレーキ力を配分する。

ゆっくり踏んでいる時にコンピューターが「これは今回生できるな。」と判断したら、
モーターの方で回生ブレーキを取って足りないところは摩擦ブレーキで補う。
ブレーキも回生ブレーキと摩擦ブレーキのハイブリッドなんです。

ですから普通に踏んだときは回生がきくので、ちょっとの踏力、踏む力で
けっこう「おぉ〜〜」ッて言う感じで効く。
その時はモーターが発電してバッテリーに電気を入れてるんですね。

ところが急ブレーキを踏んだ時には、
回生ブレーキでバッテリーに充電するようなブレーキじゃ、
急にトラックが出てきた時には間に合わないですから、
みなさんの意志で強く踏んだときはそれをコンピューターが判断して摩擦ブレーキを使う。
———-

また、最近のF1も回生ブレーキが当たり前になっているので、
ドライバーはいかにブレーキングで電力を溜めるか、溜めた電気をいかに効果的に使うかを
考えながらコースを走るようになっているらしい。
ニュルブルクリンクだとコーナーが200近くあるから、
清水さんは「それだけで気が遠くなる。」って言ってらした。

もっともっと話を聞きたかったけど、これでお開き。
ランチタイムとなりました。

フラッシュ忘れてボケちゃったけど･･･清水さんと記念撮影♪
後ろのでっかいクレスト、欲しかったなぁ〜「(｡>ω<｡)