ニュートラルな心 壱

投稿者: | 2012/11/16

 

最近、真面目Ge3値などが分かり始めて

何事も行き過ぎはアカンなぁということがわかって来ました。

それと同じ意味で、前から気になっている言葉があります。


ニュートラルでいるということ。


これは「陰陽師」というコミックの中で

安倍晴明のセリフとして出てきた言葉。

以下、その部分の抜粋です。


◇◇◇

それにな、おれが常にクールなのは職業病だ
悪鬼悪霊、鬼神に向かう時には敵であっても味方であってもいかんのだ

こちらの心の動揺は向こうの原動力となる
祭文を読む時も同じよ
必ず我が願いかなえたしとか
必ず調伏せむなどと力(りき)こめるのはかえって危険なのだ
まして情なぞかけたら向こうの思うツボよ

相手(オニ)の力が施者(こちら)に勝れば相手に引きこまれ利用される
逆に相手が弱ければ施者自信(こちらじしん)の生み出す妄想に振り回されかねん
もともと祭事とは、これこれこういう祭りをするから
ここんとこ何とかしてくれ、ここんとこはまぁおさえてくれという
人智を超えた力に対する契約のようなものなのだ

こちらの思いどおりに事を運びたいなら
神も含め、鬼神、悪鬼悪霊に対する時、
この身は常にニュートラルにしておかねばならん
可でもなく不可でもなければ
たとえ周囲でどのような事象が起ころうとも
我が身は風のように自由でいられる

原作:夢枕獏 絵:岡野玲子
「陰陽師」第五巻/青龍〜露と答へて 序一 より

◇◇◇

このセリフを読んでから、はや10年余り・・・

どうしても掴めないピカピカの珠みたく

どこからも手を付けられないまま

ず〜〜っと心に残ってました。


そして遂にヒントがもらえました。

なんと玉三郎さんから!


To be continued ・・・


 

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ニュートラルな心 壱」への3件のフィードバック

  1. hisa

    続きが楽しみです・・・^^

  2. yossa

    その子猫は、哲学者みたいに深い目をしてますね、陰陽師の言葉、とても、感慨深いです。

  3. rico 投稿作成者

    hisaさん、こんにちは♪
    おおきにです!頑張ります!

    yossaさん、こんにちは♪
    10月末にもらってきた子猫なんですが、なんだか全て見透かされているようで
    目が合うとドキッとします(^.^;
    この陰陽師シリーズは、現代的な言葉も多用されていて、
    でも本質はそのまま伝わってくるようなセリフがステキです。

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