さて、こんな残念なワタクシを気遣って下さる、
Mnaさん(仮名)という方がいらっしゃいます。
きさ@Ge3の古〜くからのお友達なんです。
とても博識で、きさ曰く「めっちゃ頭がイイねん!!」
ズバッと直球で指摘されたりもするんだけど、素直に聞ける。
お話もめちゃ面白くて楽しい。
いつもたくさん教えてもらってます。人(–*)人(–*)
そのMnaさんから、、
「もっとさぁ、ricoちゃんはお利口にならなきゃ。この本、面白いし読んでみな♪」
って薦めてもらったのが、、
「女たちよ!」伊丹十三 新潮文庫
すっごく面白くて、一気に読んだ。
読み終わってから自分が優雅になったような錯覚までした。
「物事の本質」の考え方をやっと教えてもらえたと感じた。w( ̄Д ̄;)w
『優れたものを取り入れるときには、それを自分の狭い視野と貧しい感覚でもって、
低い次元にまで引きずり下ろし、歪曲するということをするべきではない、
というのだ。根本精神をあやまたずに盗め!』
「女たちよ!」”スパゲッティのおいしい召し上がり方”より抜粋
『あたりまえということは、すべてが厳密に本物でなくてはならぬわけで、
それゆえ長い歴史を必要とするわけなのだな。』
「女たちよ!」”日本人に洋服は似合わない”より抜粋
この2ヶ所にガツン!!ときた。
「根本精神」なんて思いも及ばない。
「あたりまえ」はいつもの日々が続いていくことだと思っていた。( ̄ω ̄;)
最近、自分がくたびれてきたな〜と感じていた。
オシャレをして出かけたつもりでも、
ショーウィンドウに、店内の鏡に、あちこちにくたびれた自分が写っている。
歳のせいにできない、何かが不足していると感じていた。(T . T)
これだったんだ。_| ̄|○_| ̄|○
何をするにも、まず気合がいるんだ。
というか、心構えかな、を無くしてしまっているんだ。
だから緊張感がない。
そのせいで草臥れて見えていた。
そういえば、ワタクシ最近、何をするにも妥協まみれ。
「できないモノを無理にする必要はない」と、ある日気づいてから
ずっとそれを言い訳にしてきた自分がはっきり認識できた。( ̄Д ̄;
この本では、特にファッションについて書かれている内容が目を引いた。
それはワタクシの拠り所が、長い間ファッションだったという理由にある。
服飾の勉強もしたし、及ばずながらギョーカイに居たこともある。
良い意味でも悪い意味でも「オシャレ命」だった。( ̄皿 ̄メ)
それがGe3と出会ってから、ずいぶんと価値観も変わり、
今ではファッションは二の次、三の次?になってしまった。
オバチャンカイドウマッシグラ。(ノ ̄ー ̄)ノ
ここでもう一度、ファッションにこだわってみようか。。と思う。
私の中で唯一、基礎知識がある分野だし。
情熱はそのままに、今度はじっくりと掘り下げて心構えをして、
根本精神を学びながら。。