２月14日のオフ会のとき、「どうしてマスタングなの？カマロとかは考えなかった？」と聞かれました。
そういわれれば、何でかなぁ・・考えてみた。
カマロやコルベットは私にとって、なんだかゴージャスすぎるのです。
ロサンゼルスかハリウッドのプチセレブ、というイメージ。
マスタングはカウボーイ。
無骨で、野生を感じるんですよ。
そこが純粋に「カッコいい！！」と思えたからかな。
蛙鳴蝉噪にもあった「水没事件」をきっかけに、本当に好きになれるクルマを探し始めた。
それまで私にとってクルマは移動の道具でしかなかった。
道具が水没したとしても何も感じないんだ。と、なぜかとても切なく思った。
自分の中の何かが抜け落ちているような気がして。
私にとって、クルマとバイクは「鉄の芸術品」という認識。
なのに、道具という意識しか持てない現実。
この矛盾はなんだろう。
決定打は昨年2009年5月、インパルスさんのイベント「サウンドコンテスト」にて。
会場の潮風公園に、アメ車が続々と入ってきた！
その中に、新旧マスタングが！
もうね、仕事ほっぽらかして見に行ってましたよ！
無意識の行動ですね。
インパルスさん、ごめんなさい。(^^;)
実物を見たのはそれが初めてで、一発ノックアウッ！！！
でもそのときは、自分に買えるなんて全く思わず、夢のまた夢。
それから半年・・、信じられないことに乗ってますがな。
勝手にね、自分でリミッターを付けてたんですね。
左ハンドルも、おっきいボディも、燃費悪いのも、経済的にも色々だめ～～って。
でも、ほんとに好きなモノに出会うと、今まで人生左右するくらいに感じていた問題が
取るに足らないモノに思えてしまう。
どんだけ都合よくできているのか・・私。。。(^^ゞ
納車から１ヶ月、「ひょっとしてエラいクルマを買ってしもたんかなぁ。」と思うことがある。
デカイし、燃費も悪いし、乗りこなすのが大変・・・いや、むしろ乗りこなせるのか！？
「いいぢゃん、ゆっくりで。」と思えるようになってる。
今まで、「道路は戦場！！」とばかりに、一人で戦ってたけど。無駄に。
allure@ge3に「クルマが変わると人生観変わるよ〜。」と言われてた。
「うっそ〜ん。そんなに？」と思っていたが、ホンマに変わる。(^^;)
たくさんのリミッターに気がついたのもその一つ。
洗練された野生を目指して、日々精進。
My Mustang Vanilla：2007 Mustang V6 Convertible Red