マーケティングもほどほどに・・・

久しぶりにクルマの雑誌を買った。
開いた途端、某メーカーの広告のコピーにショックを受けた。

「エコカーに足りなかったのは、ラインアップだ。」

一見、その通りとも思えるが・・・
なんとも弱気で、あまりにもユーザに媚びた姿勢だ。
「マーケティング」に振り回され過ぎていないだろうか。

メーカーは専門家であり、先駆者であり、先導者であるべきだ。
(と、私は勝手に思っている。(^_^;)
その会社が何を志し、社会に対して何をしたいと思っているか、
それが伝わってくる商品には魅力があると思う。

 

うちも小さいながらメーカーである。
その人間が言うのもどうかと思うが・・・
ある意味、ユーザは気まぐれである。
「こういうモノが欲しい」と言ったところで
それが出来たから購入するとは限らない。
なぜなら、その通りのモノが出来たとして、魅力を感じないからだ。
ユーザの想像以上のモノを作らないと、
驚きや感動がないと、購入意欲はわかないのだ。

ここ数年、そういう仕掛けを上手く作っていたのはAppleだと思う。
(スティーブ・ジョブズが退任して今後どうなるかだが・・・)
マーケティングはあくまでも参考であり、
その先を行かなければ、ユーザの想像を超えなければ、
メーカーとしては維持していけないのだと思う。
メーカーはユーザと肩を並べて歩いていてはいけないのである。
数歩先を行かないといけないのだ。
(先を行きすぎても、伝わらないからダメだけど。)
その点、日本のメーカーはマーケティングに頼りすぎていて、正直甘いと思う。

世界に誇る技術力はまだまだ健在なはずだ。
優れた日本人デザイナーだっているのに、そういう人は何故かヨーロッパで活躍している。
燃費の良さだけに頼らずに、もっともっと知的で魅力的なクルマを作って欲しいと思う。
がんばってくれ!日本のメーカーさんたち。
もっとワクワクさせて欲しい!

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