ユーザーさんお宅訪問♪Y-Nさん

投稿者: | 2014/05/26

ようやく、お宅訪問 第2弾でございます。m(_ _;)m
 

さて、HHさんのお宅を出てから、Y-Nさんと落ちあいランチへ。
(この、素晴らしいランチの詳細さらに後ほど・・・)

ランチの後、Y-Nさんのオーディオルームへおじゃましました。
そこに置かれてあったスピーカーは、見たこともない形・・・
それに形も全く違うものが2台置かれています。
スピーカーって、左右一対じゃないの?

 

まずはスピーカーとシステムをじっくりと見せてもらいます。
(変な角度でスミマセン。。)

 


 

こちらは80年か90年くらい前のスピーカー『 Voigt Domestic Horn 

ということは、アールデコの時代でしょうか。
アタシはこの時代のファッションが大好きです。

お隣のターンテーブルでレコードを聴きます。
私はシステムのことはよくわからないんですが、何だか萌える景色です・・・

 

最初にビバルディの四季がかかりました。


『DECCA』レーベルの音がいい!とのこと。

 

この音・・・

なんと言えばいいんだろう・・・

 

今まで聴いたことのない響きです。
クラシックには中々興味が持てないワタクシですが、
そんな次元でのお話ではありません。

興味があるとか無いとか、何も関係ない。
引きこまれてうっとりと聴き入ってしまいます。
油断すると涙が出てきそうになります。
音が、楽曲が、自分でもまだ気づいていない、
深い、ピュア〜なところに染み入ってくるようです。

 


内部の景色でございます。ここも青いんです。
 

その直後、今まで何やったん?!と、愕然としました。
 

Ge3チューンをたくさん見て、聴いてきました。
開発にも関わってきました。
オーディオの原体験がGe3で幸せだなぁと思ってました。
 

でも、このスピーカーを聴いた途端に
価値観がガラガラどっしゃん!と崩れ去る勢いでした。

 

こんなに情感溢れる音が、
80年も90年も
前のスピーカーから出てきている。

 

思わず、きさの顔を見て
「きささん、明日から何をすればいいの?(T . T)」と
聞いてしまいました。

きさ「やろ?僕も10年前から聴いてるんやけど、
いまだにブログに書けないもの。」

納得。。

 

でも、この音をGe3チューンで出したいというのが
きさの目指すところでもある。
うん、だと、することいっぱいあるよね☆

そして、こちらのスピーカー『 Siemens Eurodyn 


このSPに毛を生やす勇気って、青いって、スゴイ・・・人(TωT;)

 

聴かせてもらった、LIGHTNING HOPKINS  PO' LIGHTNIN'


こちらはCDです。青い色は、青Qです。(^^)v

 

震えました。

 

ステージが見えるというより、
演奏されているその当時、その時間の空気に包まれる。

 

乾いた埃っぽい空気、オイルが染み込んだバーのフロア、
天井には大きな扇風機が回っていて、ちょっと蒸している。
煙草とバーボン、スパイスの効いた料理の香りが混じる・・・
アタシのブルース的風景。

忘れていた血を呼び起こされるような音。
毎日聴いていたら、何かが発動しそうだ・・・

 

そうして言葉を失ったまま、夢のようなディナーへと向かったのです。

 

 


こちらも心惹かれたレコードです。でも、Voigtじゃなきゃここまで惹かれないと思うナ・・・

 

 

My Boxster Shelly:2004 Porsche BoxsterS 986 Silver(2013/7-)
My Mustang Vanilla:2007 Mustang V6 Convertible Red(2010/1-2013/6)

ユーザーさんお宅訪問♪Y-Nさん」への2件のフィードバック

  1. HH

    この装置はホントに凄かったですね。音楽の最も大切な要素をすくい取って、それをぐいぐい押しつけてくる、みたいな。もうオーディオへの興味を失ってしまうんじゃないかと思うぐらいの衝撃がありました。

    L. HopkinsのCD、あの後すぐに買いました。今では音質評価の定番にもなってます。Y-Nさんのレベルには永遠にたどり着けないと思いますけど(笑)

  2. rico 投稿作成者

    >音楽の最も大切な要素をすくい取って、それをぐいぐい押しつけてくる、みたいな。

    2ヶ月を過ぎてもまだ、あの衝撃が忘れられません。
    仕事がなくなるんじゃないかと、路頭に迷いかけたくらい。(^・^;

    個人的にはオーディオ装置にまで手が回らなくて悶々としていましたが、
    Y-Nさんの音を聴いた途端、
    「これはもう、私が何をしても無理!」と潔く諦められました。
    あの日聴いた音を胸に生きていきたいと思います。r(^ω^;)

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