2度の命拾い

投稿者: | 2010/08/26

自慢ですが・・・今のところ、無事故です。(無違反とつけられないところがミソ!?)
しかしそれも、このクルマに乗っていたからこそ危機一髪免れた!という経験が2度ほど。(^_^;(全然自慢じゃな〜い!)
お恥ずかしい話ですが、緊急事態のクルマの挙動を実際に体験することはほとんどない(あったら困るし)と思うので、恥を忍んでお話ししましょう。f^_^;

「このクルマ」というのは、1度目はベンツ300TE。
購入したばかりで、まだ左ハンドルに慣れていない頃、このクルマで初めての高速走行。
サービスエリアで交代して、本線に合流しようとしたその時!
死角に入って見えなかったんですね、本線走ってる車が。(要するに不注意(..;))
危うく接触しそうになり、ビックリしてハンドルをきり、急ブレーキを踏んでしまった。
普通ならスピンしたり、側壁にぶつかったり、その反動で下手すると他車を巻き込んで大事故になる恐れも。(今思い出しても恐ろしい・・・)

ところが、その時のベンツの動きがすごかった!!!

私が異常な動き(操作)をしたので、緊急モードに入ったんでしょうね。
私はハンドルに手を置いていただけで、ハンドルが勝手に右に左に微妙に動き、それと同時にお尻の方が、右に左にキュッキュッと素早く動いては止まり動いては止まりという感じで、完全にクルマ自身が全てをコントロールし、最終的には何事もなかったかのように真っ直ぐに停止した。

停止した直後、助手席に乗っていたダンナが体を乗り出して言った第一声は

「今の、アンタがコントロールしたん?」
まさか、そんなの出来るわけがない。首を横に振った。
「そうやんな。そんなん出来へんわな。」
と安心した様子で言った。
もし私がコントロールしてたなら、「コイツ、スッゲェェェ」と思ったのだろう。(で、何で安心すんねん。)
他の同乗者も、事故りそうになったことよりも、クルマの挙動に対する驚きの方が大きかったようだ。

 

BMW2度目の命拾いはちょうど1年前。
今乗っているBMW330Ciで信州へ行った時のこと。
病み上がりのダンナを乗せて、一人で6時間ほど(もちろん、途中休憩しつつ)運転していた。
高速も降り、もうちょっとだな〜と、少し気が緩んでいたのだと思う。
ナビの地図では、もう少しで左折。なぜか、曲がるのは信号のある交差点だと思い込んでいた。
もうちょっとだ〜と思い、左車線を走っていた大型トラックを加速して追い越した。
で、信号はどこだ〜?と思ったら・・・行き先を示した看板と左に入る道が見えた。

あ、ここだ!

その瞬間、何を思ったか、思い切りブレーキを踏みハンドルをきっていた。

山肌が迫ってくる!ぶつかるぅぅぅ!!!

と思ったら・・・寸前で停まった。

普通なら、お尻が滑っていって、右後部がぶつかっていただろう。
実際、滑っている最中にそれを想像していた。
でも、何がどうなったのか、いつの間にか横滑りは止まっていて、気がつくと草むらに鼻先を突っ込んで停まっていたのだ。全く無傷で。

ベンツが自分でコントロールしたのとはまた違うのだろうが、このクルマだから助かったのは間違いないと思う。

それにしても、いつもの私なら、無理せず通り過ぎ、Uターンして戻ってくるのに・・・。
自分が思うより疲れていて、判断ミス・・・というか判断出来なかったのだろう。
全く恥ずかしい無謀な運転だった。(_ _ )/ハンセイ

が、人間、ミスするのは仕方ない。いくら慎重な私(これホント)でも、時にはこんなバカなことをしてしまうんだから。
運転が上手い下手以前の問題だ。
だからこそ、そこを補ってくれる高性能なクルマは大事なパートナーだと思う。つくづくそう思います。ハイ。(^_^;
それはもちろん、自分の為でもあるし、周りに迷惑をかけない為にも。
信頼できるクルマを買うということは、「安全を買う」ということでもあると思う。